夏の思い出
小中学生の頃の夏休みは父方の田舎の祖父母の家で長期間滞在することが多かった。
僕が中学一年生の夏休みの頃だったと思う。
祖母が「夏休みにきちんと勉強させなくちゃいけない」と言い出し、近所で評判の塾の夏期講習に僕を通わせると言い出した。
自転車で祖母と一緒に平屋建ての田んぼの脇にある評判の塾に炎天下の中、行った。
祖母は化粧をし、相当に気合をいれていた。
僕は塾の外で待っていた。
祖母は顔をこわばらせて塾から出てきた。
僕はだいたい察しがついたので何も聞かずに一緒に祖母と自転車で帰った。
帰りに駄菓子屋でアイスキャンディーを買ってもらい、かじりながら自転車を漕いだ。
その後も僕は夏休みに田舎で夏期講習に通うことはなかった。
考えると悲しくなるので大人になるまで、そのことについて考えることはなかった。
その塾は一時間当たり2000円かかるそうだ。
祖父母は自営業をしていてボロボロの木造建築の家に住んでいて裕福ではなかった。
一時間当たり2000円の費用はとても払えなかった。
今、思えばそんな状況の祖母をみっともなく恥ずかしいと当時は思っていたように思う。
子供の時もそうだったし、今もそうだが貧乏であることに対するコンプレックスは強い自分がいる。
当時、祖母はどんな気持ちだったのだろうか?
僕が中学一年生の夏休みの頃だったと思う。
祖母が「夏休みにきちんと勉強させなくちゃいけない」と言い出し、近所で評判の塾の夏期講習に僕を通わせると言い出した。
自転車で祖母と一緒に平屋建ての田んぼの脇にある評判の塾に炎天下の中、行った。
祖母は化粧をし、相当に気合をいれていた。
僕は塾の外で待っていた。
祖母は顔をこわばらせて塾から出てきた。
僕はだいたい察しがついたので何も聞かずに一緒に祖母と自転車で帰った。
帰りに駄菓子屋でアイスキャンディーを買ってもらい、かじりながら自転車を漕いだ。
その後も僕は夏休みに田舎で夏期講習に通うことはなかった。
考えると悲しくなるので大人になるまで、そのことについて考えることはなかった。
その塾は一時間当たり2000円かかるそうだ。
祖父母は自営業をしていてボロボロの木造建築の家に住んでいて裕福ではなかった。
一時間当たり2000円の費用はとても払えなかった。
今、思えばそんな状況の祖母をみっともなく恥ずかしいと当時は思っていたように思う。
子供の時もそうだったし、今もそうだが貧乏であることに対するコンプレックスは強い自分がいる。
当時、祖母はどんな気持ちだったのだろうか?


